始発出発。

のんびり撮影日記(Yahooブログより)

【18きっぷ】2018年冬 ムーンライトながら・岡山115系の旅その1

明けましておめでとうございます。今年もよろしくおねがいいたします...
何故か20000系列の更新のほうが滞ったままですが、このブログ初の旅物を書いていきたいと思います。
今回は、「2018年冬 ムーンライトながら・岡山115系の旅」と題し、3月末のダイヤ改正で岡山まで来なくなる広セキの車両たちを撮りでかけました。もちろん普通乗車券で行っては主の懐が保たないので、18きっぷと言う名のチートきっぷの力を借りていきます。それでは前置きはこのくらいにして早速出発していきましょう。
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始まりはムーンライトながらが日付をまたいで最初に停車する小田原駅。ちなみにここまでは小田急に乗って来ました。駅についた時点で東海道線の下り(熱海方面)と小田急小田原線の上り(新宿方面)の列車以外は終わってしまっています。(現在時間0:00)
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ここから乗るのは言うまでもなく快速ムーンライトながら号大垣行きです。鉄道ファンなあら誰もが知る18キッパー御用達の夜行快速です。昔は自由席を連結していて、走るスラム街とか言うあだ名が付けられていたようでしたが、今では全車指定席になっています。(長時間並んだり、床に新聞紙を敷いて寝る光景は過去のものになりました。)
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小田原(0:31)→(快速ムーンライトながら 大垣行)→大垣(5:50)
入線してきました。ここから約5時間の夜行列車の旅が始まります。今回乗車するのは2号車の通路側C席。あとからサイバーステーションと睨めっこして取った席です。車窓を見るならもちろん窓側(A/B席)がいいのですが、なにせ乗るのは国鉄型の生き残り185系。結構寒い☃です...それにトイレに行ったりするときに隣の席の人に迷惑をかけてしまうこともないので、通路側の席も選択肢の一つだと思います。ただし、これはすべての席(サハとクハを除く)に言えることですが、モーター音がうるさい...それにコンプレッサーの振動と騒音がひどく、常に体全体が小刻み揺れている状態になります。しかもたまに静かになるからたちが悪いです。どういうことかというと...
騒音と振動のタブルアタックで寝れない→コンプレッサーが止まり静かになる→睡魔が襲いウトウトし始める→エアが少なくなりコンプレッサーがまた再び動く→騒音と振動のタブルアタック再開→一気に目が覚める
この繰り返しで全然寝れません。なのでモーター音を楽しみたい!!最悪寝れなくてもいい!!って方以外はクハ(1、4、5、10号車)の指定席を取ることをオススメします。
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ここまで散々酷評してきた185系MLながら)ですが、もちろんいいところもたくさんあります。まずはなんと言っても指定席料金18きっぷ(もちろん他の乗車券でもOK)+520円で夜間の長距離移動ができること、コスパは最高です。加えて、今ではなかなか味わうことのできなくなった夜汽車の旅情を体験することもできます。(185系に乗れる数少ないチャンスでもありますし、音鉄には最高でしょう。)
まあそれでも夏の(その時その時で違いますが)過剰冷房(さらにデッキ近くだと冬には自動扉が開いたときに寒い)や、なにより座席車であることなど我慢しなければいけないところもおるのは事実です...しかし、それらの問題を除けばこれ以上ない乗り得列車だと言えるでしょう。
※車内では定期的に車掌さんが巡回していますが、手回り品の保管には十分注意しましょう。(車内放送でも注意喚起がなされます。)また、席を離れる場合や休むは、必ず貴重品(お金、きっぷ、スマホ等)を身につけるようにしましょう。
長くなってしまいました(もう旅行記じゃなくなってるよ!!)すいません...列車の中に戻ります。
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そうこうしているうちに列車は30分の停車時間がある浜松に到着です。ここでは何本かの(3本?)貨物列車に抜かれます。一夜の中で唯一の長時間停車ですので、外に出る人もかなりいます。体を伸ばす人、写真撮影をする人、自販機でお菓子や飲み物を購入する人など様々ですが、中でも特殊な使い方なのが駅員さんに申し出て、駅の外のコンビニに行くというものです。18きっぷを使って普通列車を乗り継いでいくと、岡山あたりまで買い物をする時間的余裕がありません。そうすると朝ごはんを買うことができないためここで買いに行くというわけです。まぁ旅が始まる前に買っておくことに越したことはないのですが、どうしてもってときはここでなんとかするのも一つの手でしょう。(乗り遅れても責任は取りません。)
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カメラの設定をミスって暗くなってしまっていますが、このような感じで独特な雰囲気を醸し出しています。あと今更ですが、何度も車内に出たり入ったりすると自動扉が開いて外の冷気が車内に入ってきてしまうので注意です。
ちなみに小田原発車後、おやすみ放送がかかって放送中止時間帯に入っています。再開は、名古屋駅到着前(5:15頃)なので途中の沼津、静岡、浜松駅にて下車される方は注意して下さい。(降りる人はほとんどいないと思いますが...)
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名古屋、岐阜と停車して、5:50大垣に到着です。ちなみに、降りる前に車内でトイレに行っておいたほうがあとが楽です。普通列車や新快速でもいけますが、離れていたり他の人が座ってしまう可能性(物をおいておくのもなんか心配)もありますからね。大垣ダッシュが有名ですが参加しません。というか、参加する必要があまりありません。乗り換えの米原行き普通列車は、6両つないでいます。跨線橋に近い車両ではそれなりに混雑していますが、後ろの方にいくと普通に空いています。今回いったては、車端部のボックスを陣取ることができました。それくらいには空いているので、よほどのことがない限り、座れないということはないでしょう。
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大垣(5:53)→(普通 米原行)→米原(6:27)
こんな感じで写真撮影をしてからでも十分間に合うと思いますが、それでも3分位しかないので急ぎましょう。着く前から出口に並んでおくといいと思います。(大体、岐阜発車直後から出口付近に列ができ始めます。)
奥のホームに止まっている311系に急いで乗り込み、後ろの方の車両に移動するとかなりの空席、上でも書きましたが車端部のボックスを陣取ることができました。しかし、冬のこの時期クソ寒い(関ヶ原越えしますし)ので車両中心の席をとったほうがいいかもしれません。ちなみに関ヶ原では雪がかなり降っていて、積雪も5~10cmはありました。いつも関東にいるもんだからこれが今シーズン初の雪、結構興奮しました。まあ雪国の人にとってみれば、なぜ興奮?って感じだと思うのですが...
関ヶ原越えの間は、駅を出ると列車の走行音以外ほぼ無音。外の雪と合わせて何か幻想的なものを感じました。
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雪の降りしきる米原に到着です。実はこの列車、ムーンライトながらからの乗り換え待ちと雪の影響で6分ほど遅れておりまして、接続するはずだった新快速 姫路行に乗り換えられない事態に(まあ、京阪神都市圏のラッシュに遅れを持っていくわけにも行かないですし...)後続の新快速に乗車することになりましたが、なにせホームで待っているのが大変。大粒の雪が冷たい風と一緒に吹き込んでくる中、15分くらいの待ち。(たかだか15分ですが、されど15分。かなり寒いです。)ちなみにこのときは、前の方で待っていたほうが得策です。増結編成なので簡単に座れますし、姫路で乗り換える普通 播州赤穂行に乗り換えやすいからです。
と、ここまで長々と書いてきましたが、これ以上長くすると書き終わらなくなりそうなので、ここで一旦切らせていただきます。続きも頑張って書きたいと思いますのしばしお待ち下さい...